不動産を売却するにあたって、その不動産の価値を調べる必要があります。
売却をお考えの不動産がいくらくらいで売れるのか？
周辺の不動産の相場、現在の経済情勢等を考慮して、「相場価格」を知っておく必要があります。
もし、この作業を怠ると
本来、もっと高く売れていたはずなのに。。。
と、後悔することになりますのでお気を付けください。
で、不動産売却の「相場価格」について
昨今では、インターネットの普及により、大まかな感覚は非常に掴みやすくなっています。
SUUMOやathome、HOME’S等に代表される
「不動産ポータルサイト」で
最近売出されている不動産の価格は、簡単に調べることができます。
ただし、注意点として
このようなインターネットの情報は
「売出価格」であり、「成約価格」ではないという事です。
例えば、
インターネットに2,000万円で売り出された中古住宅が成約になったとします。
でも、この中古住宅は購入希望者の値段交渉により
1,800万円で成約になったのかもしれません。
そう、
売り出し価格はオープンになっていますが
売れた価格は一般の第三者が知ることはできません。
この場合、1割の誤差が生じてます。
なので、インターネットでの情報収集で大まかな感覚はつかめると思いますが、
やはり、不動産売却を行う際は
不動産会社に、売却査定を依頼する事が必要です。
【不動産の査定って、どんなことするの？】
不動産会社に依頼した場合の査定方法は、おおまかに2種類あります。
一つ目は簡易（机上）査定
現地確認は行わず、不動産の近隣の取引事例をもとにして不動産の価格を算出します。
査定を机上のみで行うので、机上査定といったり、簡易査定と言ったりします。
最初は、担当者（営業マン）と会うことなく算出してもらえるので、この簡易（机上）査定を選ばれる方も多いです。
そして2つ目が訪問査定
不動産会社の担当者が実際に対象不動産を訪問して査定をおこないます。
実際に土地や建物を見て査定するので、1つ目の机上査定よりも精度はかなり高くなります。
実物を見るので、陽当たりや眺望、通風状態や、匂い。
建物の状態もチェックする事が可能ですし、
実際に現地を見ることで、リスク予測等もできる為です。
なので、断然
おすすめは訪問査定です。
※まず最初は、様子を見るために机上査定を依頼し、その後、不動産会社・営業マンの対応をみて訪問査定を依頼するのが良いかもしれません。
ちなみに、
売却査定は不動産会社が無料で行ってくれますので、
査定依頼は複数社（最低3社以上）に依頼しましょう。
理由は1社だけだと、情報に「偏り」が生じる可能性があるから。
そして、複数社の査定価格を見ればおのずと「相場価格」が見えてくるはずです。
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