GWも終わり、次の休日は約2カ月先。。。
世間では、五月病なる病も流行している様子。
皆様におかれましては。お体大丈夫でしょうか?

 

さて、今日は不動産売却事例のご紹介をさせて頂きます。

数年前のお話ですが、
相続不動産のご売却をお手伝いさせていただいたお客様のご紹介で、「資産の活用方法」でお悩みのお客様からのご相談を頂きました。
ご相談者様は、ご主人は84歳、奥様が80歳のお二人暮らし。

お子様はおられず、現在は不動産収入と年金暮らし。
この度、空室になった物件(戸建)をリフォームして貸すのが良いか?思い切って売却した方が良いか?で悩まれていました。

 

周りの友人・知人からは、
「もったいないから売らない方が良い。」
「直して貸せば、長期的に家賃収入が入ってくるのに。。。」
と言われていたそうです。

確かに、借金の無い不動産。継続的に入ってくる不動産収入は魅力的です。
ただ、今回の場合、空室になった借家は築50年を超えており、リフォーム費用の見積もりを取ったら
最低300万円、できれば500万円ほど予算を見て欲しい。と言われたそうです。

リフォーム資金はお客様の手元にあります。
借家として貸し出せば家賃月額8万円程度は見込める物件です。
ただし、リフォーム資金300万円としても
その資金を回収には3年以上必要です。
もし500万円なら、5年必要です。

お客さまのご年齢を考えると、
今手持ちの資金を減らすことはリスクであると私は感じました。

このお客様も、今は大変お元気ですが、ご高齢であることもあり、手持ちの現金を使うことに大きなご不安をお持ちでした。

贅沢をしなければ、年金で十分に生活できるけど、
近い将来、病院や高齢者施設のお世話になるかもしれない。
そう、思われていたのです。

お客様のお考えを十分に伺った上で、お二人のご不安を解決する為には、先ず、手持ちの資金(現金)を減らさない。
次に、いざという時の為に不動産を現金化しておくことで不測の事態に迅速に対応可能なのでは?と、ご提案させて頂きました。

もちろん、少しでも高く売れるよう、販売戦略も含めご説明させて頂きました。

おかげさまで、不動産売却も戦略どおりスムーズに進み、今は、私のビジネスパートナーである税理士・司法書士・ファイナンシャルプランナー等でチームを作り、不動産売却後の税金のこと、今後の生活費の事などもサポートさせて頂いています。

「山根さんに相談してよかったです。不動産とは関係ないところまでしっかりサポートしてもらって、本当に良かったです。
次にご相談する時は、家の売却ですかね?」と、笑顔で語られるお客様を見ているだけで、すごく嬉しく思いました。

売却した方が良いのか?
人に貸した方が良いのか?

答えは、不動産を所有している方によって様々です。

場合によっては
借入をしてでも不動産を加工した方が良い場合もあります。

 

 

大切なのは「暮らし」と
お手持ちの「資産価値を下げない」と、いう事です。

 

 

 

 

 

 

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